宮本賢二

━ 先シーズンは村主さんにとってどのような一年でしたか?

そうですね、結構頑張ったんですけど(笑)、成績が出なかったので。ちょっと残念な感じでしたけれども・・・。

━ ロシアに渡ってから、様々な試みをされていましたが。

プログラムに関しては、去年はあんまり色々出来なかったんですけど、技術的なこと、特にジャンプに問題があったので、ロシアに渡ってからの出だしの一年はすごく順調に行っていたと思います。でも本番となると、なかなか難しい感じでしたね。

━ ズーリンコーチから得たものは、どのようなものがありましたか?

そうですね、やはり一番はジャンプの技術的な事。あと、基礎もかなり教えて頂けたと思います。

━ 今までのプログラムはコミカルなものから正統派まで幅広くありましたが、アイディアは村主さんから?

そうですね、こういう風なのがやりたいと伝えます。他の人のプログラムや舞台、ダンスなどを見たりするのが好きなので、そこからアイディアを得たりしています。

━ 今シーズンからモロゾフコーチですが、彼に師事する決め手となったのは?

オリンピックまで時間がないので、過去にメダリストを育ててきた実績と振付師としての評価を、選手として経験してみたいというか。現役でいるうちに習ってみたいと思ったのでお願いしました。

━ では今シーズンはショートもフリーもモロゾフコーチ振付けですか?

はい、両方ともニコライにお願いしました。エキシビションはサーシャ(ズーリンコーチ)です。

━ モロゾフコーチの印象は?

違い。う〜ん、よく分からないですね。よく分からないんです、ニコライは(笑)。分からないっていうか、読めないですね。つかみ所が無いっていうか。

━ 来季に向けて、現在どのようなトレーニングをされていますか?

やはり、基礎のやり直しというのをすごくやらされていますね。スケーティングとか。ジャンプなどの技術はサーシャとほとんど変わらないので、そこは迷うことなく継続して練習しています。去年のベースがあるので、戸惑うことなく出来るというか。その辺はすごく良かったと思います。

━ また今年もルール改正がありましたが。

毎年ルール変わっても困るんですけどっていうところはあるんですけど、まぁ新しいルールだから(改正が多いのも)仕方ないかなって思っています。採点への対応は全てコーチにお任せです。言われたことをやるって感じで(笑)。

━ アメリカでの生活についてですが、織田君が料理苦手らしいんです。

いいじゃないですか、男の子なんだから(笑)。

━ それで、「章枝さんが近くにいるから安心」って言ってましたよ(笑)。

あはは、ご飯は作ってあげるよ〜(笑)。私は自炊、時間があればしてますね。ロシアの時は特に、日本の食材がなかったし、車もなくてあまり外に出られないから結構作ったりしてました。

━ ロシアでの生活は不便でしたか?

アメリカに比べたら不便ですけど、生活が出来ないって程でもないです。私は結構大丈夫でした。

━ アメリカはいかがですか?

ロシアに比べたら楽って言えば楽ですね。言葉も通じるし。ロシアはほとんど英語通じないから、スケート以外の生活はもうジェスチャーですよ。お肉を買いに行っても、鶏肉欲しい時は「鶏〜!(手で羽パタパタ)」みたいな(笑)。

宮本賢二

━ AK Global Agentでは、村主さんが最初のクライアントですよね。

最初のっていうか、AKになる前からですね。だから、AKと一緒に育ってきたっていう感じかな。それまでIMGさんはやってたんですけど、日本の会社でフィギュアスケートのエージェントっていうのがなかったので。

━ では村主さんが育てたという感じで?(笑)

いやいや、とんでもない。私が育てて頂いてます(笑)。だから、今でも色々分からないこともあるとは思うんですけど、私が最初に苦労してきたことも、きっと次の世代の選手たちにはもっと楽に出来るようになると思いますし。私も今後やってみたいと思うことがあるので、そういう事にも繋げていけたらいいなって思っています。

━ 最後にAKに一言!ってありますか?

え〜、特にはないんですけど・・・あ〜、でも女の人も入れて欲しいなって思いますね。AKは全員男性なので。やっぱり(クライアントには)女の子もいるし、女性にしか頼めないこともあるじゃないですか。だから、うん。それくらいですかね(笑)。

━ では、これからも頑張ってください。ありがとうございました。

ありがとうございました。